BBC版SHERLOCK 全体の感想
最近ネットフリックスでBBC版のSHERLOCKのシーズン1~4を一気見して、マイクロソフトをマイクロフトに空目し、ドストレートをレストレードに空目するほどにはどっぷりハマっています。ケースブックとクロニクルも取り寄せ中。
全体通しての感想書いていきます。公式のあらすじ程度のネタバレと、正典(原作)読んでたら当然知ってるレベルのネタバレはします。
見たことがないけれど、気になっているなって人向けな記事です。
エピソード毎の感想は別に書く予定。
あくまで個人の感想です
- S1~2
S1~2は、シャーロックvsジム*1・モリアーティの対決が軸。
「もし、あのシャーロック・ホームズが現代ロンドンで生きていたら」をコンセプトに、スマホや最新の科学技術を使いこなして捜査する。
ジョンというカメラを通して見た、シャーロックが依頼された事件を解決していく物語。あくまで依頼された事件に首を突っ込んでいくスタイル(S2E3は最初から巻き込まれてるけど)
- S3
S3はジョンの物語になりつつある。いきなり事件に巻き込まれたり、結婚式で事件が起きたり。コナンレベルで事件に巻き込まれるジョン。
あとBGMのテイストが急に変わる。S3のBGMドタイプだから永遠に聞いてる。
- 忌まわしき花嫁
番外編かと思いきや完全にS3の続き。事件自体はヴィクトリア時代パートをメインに進むけれど、S3の最後からつながっていたり、S4の重要なワードが出てきたり。
これ単体で見れなくもないけれど、「SHERLOCK」の入門作にはならないから、他のシリーズを1ミリでも見る気があったらS1E1から見てほしい。
- S4
だいぶシャーロックの性格が正典のホームズやS1~2と変わってきている。シャーロックが事件に巻き込まれるというのか、大きな渦に巻き込まれていく感じ。
S4まで全部見た感想としては、いわゆる「シャーロック・ホームズ」ものが好きな人はS3のE1くらいで終わらせる方がいいのかなぁと。S4はもやもやするかもしれない。とりあえず爆破させるわ命狙われるわの最近のコナンの映画みたいな……(言い方)
BBC版「SHERLOCK」のシャーロックやジョンが好き!って人はS4まで完走してS1やS3に戻ると、セルフオマージュがあったり、セリフが対になっているのがあったりするので何度も楽しめる。あとレストレードがまじでいい人だし、いい意味で一番「普通の人」。画面の後ろの方で視聴者と同じリアクションしてたりする。かわいい。
今は1周見終わったので、好きなシーンをちょこちょこと見直しています。何回か見ると、最初では気が付かなかった表情に気が付いたり、英語がちょっと聞き取れるようになったり。
頑張ってオリジナル音声で聞いてるけど(日本語字幕付き)、ほとんど日本の学校教育(大学受験含む)のアメリカ英語でしか英語を勉強したことがないので、イギリス英語だと発音が違ってびっくりすることがある。にしてもシャーロックの英語は早い。よくこんなに舌回るな……と思いながら見てる。全然聞き取れん。
以上SHERLOCKシリーズ全体通しての感想でした。
*1:原作では「ジェームズ」